声の大きいひとりごと

全ては私の愛ゆえの独断と偏見。

雨だね

昔読んだ漫画をまたチマチマと電子で集めている。


昔から呪いだのお札だの神だのなんだのが好きでそれの原点になる漫画を読みながら良さを噛み締めてる。


私は霊感が全くないし占いも信じてないし天国にも地獄にも行けないけど、でもそういうの全部本当にあると思う。


人間0から1を想像出来るほど優れてないと思ってて、だから、お札とか言い伝えとか、共通の認識として浸透してるものは本当にあるんだろうなーって感じ。


だから見えないし感じないし知らないけど、私は怖い話もしないし心霊スポットにも行かないし罰当たりなこともしない。神に手も合わせる。


でも神様や強い妖怪が人間の形してるのは出来過ぎだなーーって思うからそれは嘘だと思うよ。


人間に羽が生えたら天使なんて笑っちゃうね。



エヴァの話


エヴァ良かったー!って言ってる人は地に足つけてちゃんと自分の人生やってる人だよ。


私は全然いいと思えなくて、それをずっとなんでかなーと思って、一ミリも泣けなかった自分はエヴァを理解していないだけなのかと思ったけど違った。


私はシンジくんに自分を重ねて、ダメなやつでも、自分から前に進もうとしなくても、カヲルくんみたいに手を差し伸べてくれたり、アスカみたいに手を引いてくれたりするのを待ってた。


そういうシンジくんを見て、救われていた。救われた気になってた。


だから今回みたいにシンジくんが自分から進んで自分で答えを見つけて自分で責任を取って。


そういう当たり前の、そういう普通の、よくある話になってしまったことで、私は1人取り残されて呆然としていたっていうのが正しい気がする。


もう寄り添ってくれない。


アニメに救いを求めても意味がないよって言われた。


さよならって手を離されて、私1人だけどうしようもない自分を抱えている。


二度と見れないと思う。


もっともっと酷い目にあって、どうしようもなくガキで、登場人物全員大人にならないでほしかった。自分の欲のために、それだけのために生きて生きて死んでほしかった。エゴの塊でいてほしかった。


みんな大人だった。

誰かのために生きて綺麗に死んでいった。


自分がそうなれないこと、そうなれていないことだけ突き付けられた。


エヴァに求めていたものを返してもらえなかった。



私だけがあの頃のまま、汚いまま、誰のためでもなく自分のためだけに膝を抱えている。






2021

年の瀬は嵐のオタクを思って泣いた。


大野くんの人のために仕事をして自分のために生きるを今年の抱負に。


映画と小説と漫画にたくさん触れて、

石田さんのことを愛して光一さんのことを愛してKinKi Kidsのことを愛する。


去年より綺麗になる。


大丈夫、今年も全ての占いに背中を押されています。


追い風2021だよ!

12/30

相変わらず年末の挨拶とかが嫌いで


なんとなく挨拶して会社を出た。


カレンダーは結局届かなかったし

キャンセルも出来ない。


楽天はなんにも買ってないのに不正疑われてロックかかってなにも出来なくなった。


中指の爪が折れた。


生理が来てサイテー。


サイテーの年末。


サイテーサイテー。

20年治らなかった爪噛みの癖を吐きながら治して、やっと人並みに爪が伸びて、嬉しくて、マニキュアを塗って、出社した。


ピンクベージュの上に偏光のオレンジラメを重ねていただけだった。


先輩に「まあそれくらいならセーフだよ」って言われて、爪を隠した。


せっかく、あのみっともない爪から抜け出したのに、また爪を隠してしまった。


偏光オレンジのラメのマニキュアは捨てた。


今はもうピンクベージュの肌馴染みのいい色しか塗っていない。


誰にも見咎められない。目立たない。それがいい。


目立たなければ、私が私だけを見ていられる。好きでいられる。


目立ちたくない。他人から感想をもらいたくない。とくに悪口は聞きたくない。


せっかく好きになったのに、また嫌いになりたくない。


今日もマニキュアを塗りながら思い出してしまった。


てめえのせいでよ、爪に関する嫌な思い出が増えただろうが。