声の大きいひとりごと

全ては私の愛ゆえの独断と偏見。

本日のどんなもんヤ

剛くんの話が大変良きだった。


『愛ゆえに』のコーナーに寄せられた19歳の子の「失恋を引きずって虚無的な日々を過ごしている。大学という自由な時間を無駄にしているんだろうか」というお便りへの返答が本当に『愛ゆえに』だった。


大学に行きたくても行けなかった側からの「それは無駄にしてると思う」という言葉、でもその時期に辛かったからこそ言える「もうちょっと歳を重ねないとやりたいことはやれない」という言葉。大学生がみんな抱えている思いに的確に言葉を返してくれた。


剛くんは相変わらず言葉にならない思いを言葉にするのが上手だ。

時折回りくどくて押し付けがましい時もあるけれど、確実に『誰か』に届く言葉でそこに関して本当に尊敬する。言葉選びが的確だと思う。


本当に、大学生は人生で一番時間があって、まだ子供だから許されることもあって、やりたいことをやれる時間だと周りに言われる。


でも、時間があってもお金はないし手取り足取り面倒見てもらえるほど子供でもないのに社会のことは何一つわからない。

やりたいことはあるけれど、それはきっと周りの求めている答えじゃない、それが分かるほどには大人だ。


今の私たちは、今の私たちしか知らない。


私たちの選択肢が幸せか、不幸かはわからない。それがわかるのはもっと後だ。


だから剛くんの「時々によって変わるよね」という言葉は突き放す冷たさを持たずただただ温かい言葉として投げかけられている。

今やってること、やってないことだけじゃなくて、それを取り巻く他の選択とか環境とかで幸せか不幸かは大きく変わるのだと。


剛くんは「幸せだ」も「悲しい」「不幸だ」ってことも伝えてくれるから、人間の多面性に気づける。



あとちゃんと恋人と別れたんです。っていうこの子が遠回しに一番聞いてほしかったことにも寄り添った返答ができるあたりが『愛ゆえに』だなと思った。


あと無意識かもしれないけど「彼女」とか「彼氏」とかじゃなくて「恋人」っていう言葉選びも好きだし、令和を生きていくんだね。



今は今しかできないことにフォーカスを当てて行くべきなんだろうな、そうなったらやっぱり私は会いたい人に会って、好きなものを満喫するっていう結論になっちゃうんだよな。勉強もしますがね。


わかんないよね、明日のことも不確かなんだから。




今日のラジオでちょっと救われてしまった。

大学生の寿命はあと半年だ。


これを1年生で聴けた投稿者羨ましいー!!