声の大きいひとりごと

全ては私の愛ゆえの独断と偏見。

私が嫌いなものの話

望まない性行為にものすごい嫌悪感を抱く。



当たり前じゃんって思ってくれるならとても良い。


自分自身そういうことに巻き込まれたことがないし、周りにも居ないけれど、でもニュースで見るだけで吐きそうになる。


私は女で、夜道もフラッと歩けないし、オートロックは絶対。お酒を飲むときは絶対コップを空にして席を立つし、自分で注文して自分で受け取る。

1人で歩くときは鍵か石を握りしめているし、右手はいつでも鳴らせるようにスマホが話せない。


私は女に生まれたけれど、それは決して誰かの食い物にされるためじゃない。

傷つけていいものじゃない。被害者にも加害者にもなりたくない。

コンテンツとして消費されていいものでもない。


私は周りの人のおかげで自己肯定感が高いから、私を蔑ろにする奴をシカトしてきたし縁を切ってきたけれど、それは簡単なことじゃない。


どうしても身体的にも社会的にも弱い私は、いつ報復されるかもわからない恐怖と戦ってる。その報復のやり方が十中八九性的暴行に繋がることも、想像がつく。


だってそれが人間を傷つけるには一番効果的だって、みんな知ってるから。

それが一番人間の尊厳を踏みにじる行為だと知っているから。





某エンターテイメント事務所の社長が死んで、明るみに出た事実を見た。

死んでから明るみに出るなんておかしい。

おかしい、おかしい、気持ち悪い。


これがまかり通っていたのが昭和、平成だって言うなら、令和で価値観もろとも殺さなきゃいけない。


華やかな功績を称えるより、人間の尊厳を奪って欲を満たしていたことを断罪しなければならない。


終わってないよ、死んで終わりになんかさせちゃいけない。

肉体が死んだなら、次は社会的な死を与えなきゃいけない。


被害者が許してるならいいとか悪いとかそういう問題じゃないし許せるわけがなくない?感覚を麻痺させて自分を守ってるだけじゃない?

分別のつかない子どもの逃げ場を奪って、権力と体力を後ろ盾に脅したんだ。 

それがまかり通る、死んだら終わりに出来るような時代にしちゃダメだろ。


異様な崇拝思考と家族思想に恐怖を感じる。それは宗教に他ならないのではないか。



大きな大きな宗教。

その一端に触れて感じた違和感と、気持ち悪さ。



なあ、お前ら本当にさ、功績を称える番組を作ってる場合なのか。

綺麗な物語にしないでくれ。その裏に確かに、被害者が確かにいる。


他人の人生を弄んで笑って死ねる時代を終わりにしたい。



いつだって火のないところに煙は立たないんだよ。