声の大きいひとりごと

全ては私の愛ゆえの独断と偏見。

なんとなくは、生きられない


まだ前半しか読んでないけど自分と向き合う人達の話を見て自分が思ったことを書こう


私は今まで自分がちょっと頑張ればいけるところを最高値、あるいはそれに近い値にしている場所を選んで生きてきた。

最初に手抜きでやって努力しました!みたいな顔して首位に立って他者からの評価を得るような、まあ今思えば卑怯なやり方をしてきた。


今いる会社ですごく居づらくて辛いのは、私がちょっと頑張ればいけるところがみんなのスタート地点で、私はどう頑張ってもこれ以上上に行けないからだと思う。


頑張っても無駄だし、これからの展望もない。

こうして無駄だと思っている時点で私は他者からの評価に重きを置いているわけだけど、でも仕事に関しては他者からの評価がそのまま社会的地位だから仕方ない。


私の心をなんとか守るには場所を変えるしかないんだけど、場所を変えると言うことは今よりも給料なり待遇なりを下げた場所に行かなければならなくて、でもきっとプライドの高い私はそれに耐えられなくてまた病むと思う。


自業自得だと言えばそうだし、ちょっとじゃなくて死ぬ気で頑張ればいいじゃんってきっと周りから見れば言われると思う。


でももう死ぬ気で頑張れない。

あの頃みたいに出来ない。


私は過去本当にいい子で、いじめられて、きょうだいが居て、でもいい子だった頃の記憶がない。

毎日意味もなく涙が出て、不安で仕方なくて、今思えば鬱なりなんなりだったんだろう。


大学生の頃は神経性過食嘔吐と拒食を行ったり来たりしていた。


社会人になって最初の頃も過食嘔吐が止まらなかった。でも誰にもバレたくなかった。



私は弟の存在をほぼ無意識にも意識的にも隠していて、聞かれない限りは答えないし仲良くないからよく知らないと話を濁す。

実際ほとんど話さないから知らないんだけど、知りたくないんだよ。

弟は診断を受けていないけど障害持ちで、引きこもりだ。これを書いているのも辛い。

私はそれを見て見ぬ振りして知らぬ存ぜぬで、他人のフリをしている。一番近い他人で、赤の他人にはなれないのに。

弟に手がかかるから昔から母親は弟につきっきりで、だから私はいい子であろうとしたし実際いい子だった。

でも小さい頃は褒めてほしくて、通知簿を見せに行った時「あんたはどうでもいい」って言われたのをいまだに覚えてるよ。

でも別に母親が嫌いなわけではないし仲良しだし家族関係は至って良好。

でもそういう体験が私の今に影響してないわけではないんだよなって。うん。


この本の中でお姉さんが障害者の人が「認知されないマイノリティ」って書いてて、そうだね、と思って、それこそ[見えない傷]で。だからこそ言いたくないのかも。見えない傷はない傷だから、言ったところで「どうでもいい」って言われるのがわかってるから。